英会話で必要な基本文法は5つだけ。
100パーセントの英会話はこの5つの文法で成り立っています。この5つを覚えて後は応用だけです。
この文法さえ理解しおえけばとりあえず英会話を成立させます。もちろん、ビジネス英会話もこれさえつかんでおけばあとは応用だけ!
1 主語 動詞
She cried.
彼女は泣いた
2 主語 動詞 補語
She is happy.
彼女は幸せだ
3 主語 動詞 目的語
He bought a notebook.
彼はノートを買いました。
4 主語 動詞 間目 直
My girlfriend gave me the bike.
わたしの彼女はバイクを買ってくれた
5 主語 動詞 目的語 補語
He make me happy.
彼は彼女を幸せにする。
基本表現1 第1文型(S+V)
The shop opens at nine.
その 店は9時に始まります。
第一文型は主語と動詞だけ
第1文型は、主語と動詞だけで成り立つ、最も単純な文系です。
He cried.
He was talking all day long.
Our bus leaves at seven in the morning.
3つの 例文はいずれも第1文型です。1番の例は2語しかないのわかりやすいが、2番3番の例は文が長く第1文型に思えないかもしれません。しかし、修飾部分を除いてしまうとどちらも主語と動詞しかないことがわかります。
ふつう第一文型は、いろいろな修飾語句をともないます。最も単純である第1文型の文でも、修飾語句をつけたすことで表現の幅が広がります。
英文は主語、動詞、目的語、補語、修飾語から成り立っています。
いくつかの語が集まり、ある1つまとまった考えを表すものを文といいます。英文の文は、ピリオド 疑問符 感嘆符のいずれかで終わります。
文は 〜が、は という主部において 主語 述部において 述語=動詞 となるわけです。
主語 と述語を作る要素は5つあります。主語 動詞 目的語 修飾語です。
基礎表現2 第2分型 (S + V + C)
I'm hanngry.
私はお腹がすいています。
主語と状態を表す補語
第2文型は主語と動詞の他に補語を必要とする文です。主語と動詞だけでは意味が通じず、補語をおぎなって文が成り立ちます。
第2文型は、補語(C)である、(代)名詞・形容詞やそれらに相当する句・節が主語(S)の性質や状態を表すといった構造になっており、これを数式化すると≪S = C≫という関係になります。
He is a teacher.
S V C
彼は先生です
The TV show was very interesting.
S V C
そのテレビ番組はとても面白かった
「彼は先生」「テレビ番組はおもしろい」となり、どちらも≪S = C≫の公式が成り立ちます。補語になるものは、名詞・形容詞の他に不定詞・分詞・動名詞・動詞節があります。また、第2文型の動詞は、補語を必要とするその性質から「不完全動詞」といいます。
Her dream is to have a house in Tokyo.
(彼女の夢は東京に家をもつことです)
He was excited at that time.
(彼はそのとき興奮していた)
Her hobby is reading biiks.
(彼女の趣味は読書です)
基本表現3 第3文型(S + V + C)
She has a fever.
(彼女は熱があります)
第2文型との区別は、主語が目的語と同じかどうか
第3文型は主語と動詞の他に目的語を必要とする文です。動詞(V)の後に目的語(O)をとります。目的語となるのは名詞・代名詞と、名詞に相当する句・節で、動詞の表す動作の対象になります。第3文型の動詞のように、目的語をとる動詞を「他動詞」といいます。
She plays baseball.
S V O
(彼女は野球をします)
He ate an apple at two o'clock.
S V O M
(彼は2時にリンゴを食べました)
他動詞は「~を」となりますが、いつもそうであるとは限りません。日本語に訳した場合に、「~と」や「~に」となることもあります。
She married John two month ago.
S V O M
(彼女はジョンと2ヶ月前に結婚した)
We reached Tokyo Station five minutes ago.
S V O M
(我々は5分前に、東京駅に着きました)
第3文型の構造を数式で表すと≪S = O≫という関係になります。≪S + V + ?≫の文の構造は、≪S = C≫と≪S = O≫の公式を当てはめてみれば第2文型か第3文型かの判断がつきます。
基本表現4 第4文型 (S + V + IO + DO)
This watch cost me 20,000 yen.
(私はこの時計を2万円で買いました)
目的語を2つ持つ文
第4文型は、主語と動詞の他に目的語を2つ必要とする文です。「~はXをYに・・・する」というように、目的語を2つ並列させます。この「Xを」にあたるものを「直接目的語(DO )」といい、主に「もの」がきます。一方、「Yに」あたるものを「間接目的語(IO)」といい、主に「人」がきます。第4文型に使われる動詞は「授与動詞」といい、「もの」の受け渡し、あるいわ移動を意味しています。
She gave him a bithday card.
S V IO DO
(彼女は彼女に誕生日カードをあげました)
Would you pass me the suger?
S V IO DO
(砂糖をとって頂けますか?)
第3文型は第4文型に、第4文型は第3文型に変えることができます。
The father bought a new shoes for his daughter (第3文型)
S V O M
The father bought her daughter a new shoes (第4文型)
S V IO DO
意味は全く同じですが、"for her daughter"という修飾語(M)が"a new shoes"という目的語(O)の前に来ることで間接目的語(IO)に変わっています。
基本表現5 第5文型 (S + V + O + C)
He had a porter bring my suitcase to my room.
(彼はポーターに荷物を部屋まで運んでもらいました)
主語の人・物が誰かに「何かをしてもらったり」、「させる」ときは第5文型
第5文型は主語と動詞のほかに目的語と補語が必要になる文です。目的語が、補語の意味上の主語となるのが特徴です。
基本表現を使って説明すると、補語である「bring(運ぶ)」をするのは、目的語の「a poter(ポーター)」であって、文の主語である「I(私)」ではありません。
第5文型の基本形は「SがOをCの状態にVする」です。ちまり、「私(S)」は「ポーター(O)」を「荷物を運ぶ(C + O')」ことを「させる(V)」のです。
He had a porter bring my suitcase to my room.
S V O C (O':bringの目的語)
この様に、補語が「目的語の性質・状態・行為」などを表すとき、この補語のことを「目的各補語」といいます。「目的各補語」となるのは、名詞・形容詞とそれらに相当する句・節です。ちなみに、第2文型の補語は、主格の性質・状態を表すので「主格補語」といいます。
She found this book interesting.
S V O C
(彼女は、この本をおもしろいと思います。)
My wife made me do the dishes.
S V O C (O':doの目的語)
(わたその妻は私に皿洗いをさせました。)
He heard someone singing a beautiful song.
S V O C (O':singingの目的語)
(彼は、誰かがすてきな歌を歌っているのを聞きました)
第5文型の目的語と補語の関係を数式化すると≪O = C≫となります。一方、第4文型の間接目的語(IO)と直接目的語(DO)の関係は≪IO = DO≫なので、第4文型か第5文型かの判断がつきにくいときはこの公式を使えば判断できます。
次に、動詞に直目してみましょう。第5文型の動詞のように、「目的格補語」を必要とする動詞を「不完全他動詞」といいます。その主なだったものに「使役動詞」や「知覚動詞」があります。
使役動詞(~に・・・させる、してもらう)
"make, have, let"など。
目的格補語に原型不定詞・形容詞・動詞の過去分詞形などをとります。
Her beautiful eyes make me happy.
S V O C
(彼女の綺麗な目はわたしを幸せにします)
He had his wallet stolen.
S V O C
(彼は財布を盗まれました)
知覚動詞(聞く、見る、感じるなど)
"hear, see, feel"など
よく使うパターンで始めから終わりまでの動作と、進行中の一時的な動作を表す表現方法があります。
He saw her walk across the street. (始めから終わ)
S V O C
(彼は彼女が通りを渡るのを見ました)
He saw her walking across the street. (一時的な動作)
S V O C
(彼は彼女が通りを渡っているのを見ました)